三島梅花藻
 
 
   「三島梅花藻の里」の保全活動
           平成24(2012)年

 毎月第2日曜日の10時から保全活動を続けています。日本大学のアメリカ人留学生のジェイソン・カンタウィイさんも、毎回のように参加しています。足のサイズが31pなので合う長靴がなく、6月になったらスイミング用ウェアでの作業となりました。
 彼は、夜も時々訪れては、ミシマバイカモの手入れをしてくれているそうです。 
 

 
「三島梅花藻の里」保全活動

 平成23(2011)年12月11日(日)10:00からの作業日には、「三島梅花藻の里」内のヒマラヤザクラが満開で、ミシマバイカモの上に近所のイチョウの葉や、赤いドウダンツツジの葉が舞い落ちていました。
 平成24(2012)年1月8日(日)の作業日には、日本大学のアメリカ人男子留学生も手伝いに来てくれました。

 1カ月前に満開だったヒマラヤザクラはまだ花を付けており、ミシマバイカモも、寒い中、白い可憐な花を咲かせていました。
 ←三島梅花藻(ミシマバイカモ)       
 

 

「三島梅花藻の里」 で水乞い祈願祭開催

湧水復活の願いをこめて釣瓶井戸の設置と水乞い祈願祭が行われました
2006年3月5日(日)三島ゆうすい会主催、GW三島協賛により水乞いの祈願祭が行われました



今年、三島梅花藻の里では湧水が少なく枯渇を乗りきり三島梅花藻を護ろうと釣瓶井戸(つるべいど)と水中ポンプ2台(三島ゆうすい会寄贈)が設置されました
ポンプと釣瓶井戸の設置風景今年、三島梅花藻の里では湧水が少なく枯渇を乗りきり三島梅花藻を護ろうと釣瓶井戸(つるべいど)と水中ポンプ2台(三島ゆうすい会寄贈)が設置されました

 
 2004年

ミシマバイカモにひかれて

〜水中植物による組織培養〜

-水中植物を水なしで育てることができるか-

日本大学三島高等学校3年 (平成16年度)石井英貴さん

 


 

三島で発見され、ミシマバイカモと名付けられた可憐な花をさかせるミシマバイカモ。水中植物を水なしで育てることができるかという研究を年間かけてとりくんだ石井英貴君の研究紹介!



 研究の動機
ミシマバイカモを水無しで育てよう!!

●ミシマバイカモが絶滅の危機!

 
 ●ミシマバイカモは未知の植物!

 ●組織培養技術を学ぶ!

研究内容
1.一般的に陸上植物で行われている組織培養技術を使い水中植物を水のない陸上で育てられるか?

2.ミシマバイカモを組織培養で増やすことができるか?

3.無菌室を作り出す。
  クリーンベンチで(無菌の清潔な空気が流れ込む装置)無しでの組織培養は可能か?

 
 バイカモ1 殺菌剤を調節しながら、実験観察を行ったもの(クリーンベンチ使用) 
 バイカモ2 自分で研究を行う時に大変だったのは、塩素の濃度。
限られた器材のなかで、カビ対策に苦労した 
 バイカモ3 順調に育ったミシマバイカモ。実験開始から約4ヶ月程経過したもの 

研究に対して石井君のコメント

・オリジナルの培養器も作成し、温度管理が大変だった。
・実験道具・場所の確保、助言をいただき、化学部の顧問・中島保教諭には、大変感謝している。
・この研究は自宅でコツコツひとりでやりきれるものではないと感じ、夏と冬のサイエンスキャンプへ の参加はとても有意義であった。
・今後もテーマを決め、取り組みたい。

 

 

2004年

ミシマバイカモによる組織培養
組織培養で増殖したミシマバイカモを川へ戻す


三島市立北中学校3年         石井 将仁
石井 将仁君の研究紹介

2004年、組織培養技術を使って、ミシマバイカモを増殖することに成功した兄の石井英貴君の研究を引き継ぎ、ミシマバイカモを川へ戻す研究をした。
研究内容と目的 昨年組織培養したミシマバイカモは根がほとんどなく、川に戻すと流れてしまった。そこで根の分化を促す植物ホルモンであるNAA(オーキシン)に着目し、根をできるだけ発育させ、川に戻す方法を見つける。
方法  1.NAA(オーキシン)をいくつかの濃度の違うパターン用意し、ミシマバイカモの根の発育を見る。
 2.また根が生えなかった場合を考え、去年培養したミシマバイカモを使い、一度、水を張った自作のプラスチック培養器で、できるだけ根を発育させることにする。
結果 @NAAの濃度を高くすることにより、根がよく成長することがわかった。しかし、濃度を高くする
 ことにより全体的の成長が悪くなる傾向がある。
Aいきなり川に戻す事はできないが一度、専用の培養器で根を発育させてから川に戻すことは 可能である。
シャーレに置床したミシマバイカモ(2005/1/23) プラントボックスに植え替えたミシマバイカモ(2005/4/16) 自作の容器に移し替えたミシマバイカモ(2005/7/18)
今後の課題 組織培養技術により目的が達成できた。さらに、環境の変化によって絶滅が考えられることを回避するためにも、培養技術を踏まえたうえで種子による培養をすることを研究していきたい。
 

 
韓国視察団来島 平成15(2003)年8月23日 (別ページへ移動します) 
 
たすけて〜 梅花藻 平成15(2003)年6月28日 (別ページへ移動します) 
 
梅花藻を救え!  平成15(2003)年6月8日 (別ページへ移動します)
 
こどもの日  平成15(2003)年5月5日 (別ページへ移動します)
 
春欄満  平成15(2003)年4月13日 (別ページへ移動します)
 
啓蟄作業  平成15(2003)年3月9日 (別ページへ移動します)
 
三島梅花藻 ピンチ!  平成15(2003)年2月9日 (別ページへ移動します)
 
三島梅花藻 とけちゃったの?  平成15(2003)年1月12日 (別ページへ移動します)
 

 

平成13(2001)年8月12日

三島梅花藻の里
定例作業130812



ミシマバイカモ
水の量は変わらないが元気ない??


暑い中 汗をかいた人たち 32℃
左から小浜夫妻 上村 林 青木 佐伯 石川
越沼 広川 岩田 青木利 檀の皆さん
ミシマバイカモの里のメンバー12人が集まり、プランター花植え、草取り、間引き 掃除等の作業を、32℃の炎天下で汗をかいた。熱中症にかかりそうなくらい汗と熱風を吸った。パクパク、しかし、カルガモの親は、卵を暖めているが雛が誕生しない。無精卵かな??水は16℃と冷たくて気持ちがいいヨ・・・・9月は岡の草取りです。お待ちしています。


青木さん
ポンプ修理


上村さんゴミ掃除


林さん ダニがいっぱい


間引きとダニ退治


ホテイアオイの花


作業中の皆さん
 
夏休みの宿題にバイカモ親子
 
なんと32℃ 暑い

このほかプランターにニチニチソウを200株植裁しかし熱くて大丈夫かな?
水やりを誰かやってくれませんか?
花がのびていまいそう・・・・・・
 
 
 

 
 平成13(2001)年3月11日

三島梅花藻の里

午後からはどんよりとした肌寒い天気となり8名が参加し、楽しく汗を流しました。
通路の板も補修が必要に・・・・匠の会にお願いを・・・
静岡からの助っ人 ふじのくにまちづくり支援隊の森さんありがとう

 

 
 3月定例作業 梅花藻 雑藻取り 植え付け 草取り 水やり

 
 山本・越沼・小濱・森・青木・石川・林の皆さんと他1名で汗を流しました。

   
ずいぶん雑藻が生えたわね・・・ 

雑草も元気が出始めたよ

 
   
ススキ狩り

 
 ふじのくにまちづくり支援隊の森さん

   
竹炭効果の検証をしている青木さん 

選定作業 越沼さん

 

 

平成12(2000)11月12日

 三島ゆうすい会
三島梅花藻の里
11月定例作業


 三島梅花藻の里の11月作業は、会員、市民11名が草取り、バイカモの間引き、カンナの伐採等
80ウン才のYサンをはじめ20ウン才のMGスポーツカーのお兄さんたちが
10::00〜14:00まで楽しく汗を流しました。
K氏今週はずーと忙しく睡眠不足、帰ったら直ぐ眠りについたそうです。
お体気をつけてください。

 
作業に汗を掻く市民 手前左 山本さん 越沼さん

 
 
 ミシマバイカモの手入れをする市民 生育は順調
アイカモが産卵したそうです。

 
 ゆうすいにも恵まれ水車も廻る上池 伐採 除草作業する皆さん

 
 

 
 平成12(2000)年10月8日

三島梅花藻の里

湧水も随分と少なくなりました
落葉が激しくポンプの網に
ひかかり浮き葉を救いました。
また、バイカモも密集したので
間引きをしました。
この間引きした三島梅花藻を
佐野邸の庭に移植しました。
元気良く育ってくれたら・・
祈っています。
本日の作業は
バイカモの間引き
藤の選定と草伐採
浮き葉拾い
参加者6名

三島梅花藻も全面に繁殖し、湧水もまだまだ足りている。 井戸の水位もまだ余裕あり 12月までは、大丈夫であろう。この後が不安であるが
10/7電気の配線について最終打ち合わせ
大野電気社長 佐野美術館(山崎総務部長)
渡辺GW事務局長 秋山三島ゆうすい会専務理事
佐野美術館渡辺館長
秋も深くなり秋の七草の萩が繁っている。
 

 
平成12(2000)年8月13日

三島梅花藻の里
草取り、梅花藻間引き、立ち台補修
梅花藻が枯れかかったが吹き返し、ほっとして手入れに熱が入る。竹炭を10kgほど入れる。効果抜群
雑藻の繁殖防止・竹炭の効用? 塚田、小浜、林さん 作業奉仕 越沼さん 山本さん・青木さん
今年は、富士山に雪が多いせいか湧水が多く、水が冷たい。
広川 沼津学園先生 小浜 林 塚田 前川 石渡 尾鷲の皆さん 青木 
 

 

 平成12(2000)年4月9日

三島梅花藻の里

 桜が満開の4/9三島梅花藻の里の定例清掃が行われ
広川、青木、露木、越沼、山本、小浜夫妻、林さん8名の参加により
バイカモの間引き草取り清掃を行いました。
ミシマバイカモは、気候のせいか雑藻が付き赤茶けた色に変色し窒息状態となっていた。何故か??
水質の変化か、水温の上昇、水量不足?わからない・・・・・・・・・

作業風景 それぞれの持ち場で作業する会員たち 草取り バイカモ間引き
藤が今年は咲かない?? 
接ぎ木をしたところを心配そうに点検する青木越沼さん 来年は咲きそう??
 
 

 

平成12(2000)年2月13日

三島梅花藻の里

H12/2/13 肌寒い日でしたが梅花藻の里のバイカモも順調に生育をしています。
しかし、湧水がかなり減少してきています。雨が降ってくれればと・・・・・祈っています。
今年もカルガモが巣を作りそうです??
そっとしてやりたいです・・・・ネ

作業内容 梅花藻の間引き・雑藻の除去・プランター花水やり

奉仕作業参加者
 塚田・林・佐藤久美子・小浜(妙子)・広川・清水(群馬)・越沼・青木・秋山・佐伯・真野・石渡
木元・青木(三島)・小浜の皆さんです。

雑藻が繁殖し除去 群馬から作業のお手伝い清水さん
 
 

 
 

平成11(1999)年11月14日

三島梅花藻の里

バイカモも良く育ちます。
雷井戸も生育良好
11/11/14 梅花藻の里、雷井戸の草取り作業をしました。
ご苦労様でした。

バイカモも育ちがよく間引きしている林さん 小濱さん
11/11/14
草取りに励む 越沼さん 友人の山本さん?
 
 

 

平成11(1999)年9月12日

三島梅花藻の里

H11/9/12三島梅花藻の里の草取りと梅花藻の間引きの作業をしました。
参加者、越沼さん、山本さん、小浜さん夫婦、林さんの5人でした。
大変綺麗になりました。梅花藻も元気が出るでしょう・・・・・

 

 
 
 

 

平成11(1999)年8月22日

遊水「匠の会」

冠木門 三島梅花藻の里


 
     
8/22(日)遊水匠の会のメンバー17人にて三島梅花藻の里の整備、冠木門設置、通路補修、除草作業をやりました。
大変綺麗になりました。
 
三島梅花藻の里冠木門、通路補修、除草
井戸整備作業に参加された人。

写真後列左から
渡邉、緒明、塚田、石渡、キザイテクト、広川

前列左から
檀、青木(俊)、青木(利)、木元

その他午前中参加者
越沼、友人(山本)、佐野、JC、露木
清水 小浜 
 
 
 
   
   
 通路補修 露木、石渡 こけ取り清水 渡邉 塚田   梅花藻 間引き 清掃

   
冠木門 建て方 キザイテクト、広川、檀   昼休憩 越沼 友人、広川、清水、佐野、キザイテクト

 

冠木門建立祭

冠木門建立祭を8/22 16:00−緒明GW会長、塚田ゆうすい会会長他13名により神事を執り行いました。
今後の見学者の安全と湧水が末永く育むよう祈願しました。


 
   
 清め払い 緒明、塚田、石渡

玉くし奉奠 木元棟梁

 
   
   
 

 

平成11(1999)年8月8日

三島ゆうすい会
源兵衛川の掃除

H11/8/8作業は、12名が参加し、
源兵衛川の清掃(ゴミ拾い)と梅花藻の里の草取りと間引きをしました。
広川 露木 渡邉 福場 越沼 ??
間野 小松 清水 磯崎 青木 ほか 檀


三島梅花藻の里

梅花藻の里間引き作業
青木、清水、小松の皆さん
川掃除が終わって楽しい昼食
梅花藻の里にて
 

 

 平成11(1999)年7月23日

ミシマバイカモが危ない!

三島梅花藻の里の梅花藻が枯れ始めたため緊急救出作戦を展開。
忙しい中にも小中学生から80歳の超ベテラン組までの10名が参加し
7/23 10:00〜12:00まで2時間汗を流した。
救出作業 間引き 雑藻取り 床洗浄他

心配そうにバイカモを見入る会員 石渡さん他
雑藻による酸欠か? 床砂の目づまりか?
上 枯れ始めた梅花も原因不明
下 手入れをする会員たち
上 気温33度の中での作業
  本当に暑そう・・・しかし
  水が冷たくて気持ち最高で〜す。
左 作業が完了しみんなで乾杯
  右手に熊手 左手に缶ジュース
左より越沼、広川、林、小百合、小浜
 広川(小学生)青木、石渡さん
 他 青木(三島)小浜(撮影)
 



平成11(1999)年6月12日

三島梅花藻の里作業 

平成11年6月12日 花壇手入れくさとり
越沼さん 山本さん 広川さん 石渡さん 小浜さん


 
 
 平成11年7月18日作業

 
 梅花藻の間引き作業
中央の梅花藻が竹炭で浄化されたせいか発育が良い。
右側の池にも入れてみましたが???

参加者左から 檀さん 田村さん 広川さん 塚田さん 林さん 小浜さん 青木さん

 
雷井戸の水が非常に冷たかった。
飲んでみたら甘くて美味しかった。
篠宮川にも移植した梅花藻が育っていた。
元気よく真緑で最高の色だった。

 
 
 

 
 

平成11(1999)年5月25日

かる鴨孵る・親子散歩

三島梅花藻の里

3匹の子供を引き連れて食事中のかるかも

しかし、写真を撮るために棒で追いやった為かどこかに引っ越ししてしまった。
残念!!そっとして欲しかった。平成11年5月25日撮影


鴨のために草取りを止めていたために草がぼうぼう・・・・ここまで思いやっていたのに
不心得の人の人のため危険を感じた鴨がどこかへ消えた???
元気でいて欲しいと願い草取りをする越沼さんと仲間達
鴨が帰ってくることを信じ綺麗にしておこうと・・・・


 
 
 
 

 
 
バイカモとミシマバイカモの違い
ミシマバイカモ
三島梅花藻
キンポーゲ科

五葉の浮葉が良く写っています

塚田邸の水路にて
この水路に咲くバイカモは、
塚田邸の井戸水によってせせらぎを造り
床にスコリアと称する噴火粒の子砂利を敷き
巾50cm長さ10mの小さな小川に
移植したミシマバイカモである。
このように条件が合えば
どこでも繁殖しますが
雑排水と雑藻には
非常に弱く直ぐ枯れます。

ここでも竹炭が活躍しています。

どんなふうにちがうの?

左が通常のキンポウゲ科のバイカモ
右がミシマバイカモ
右のような五葉の浮葉を探すには
なかなか大変です。
数が少ない。

ミシマバイカモの里では
手にとって見ることが出来ます。


特  徴

ミシマバイカモは
左の写真のように細い葉が主であるが
花のような五葉浮葉の顎が付く
これがミシマバイカモしか
認められないということである。
キンポウゲ科である
通称キンギョソウとの違い
細葉と細葉との茎長がキンギョソウに比べ
ミシマバイカモは短い。
 

 

平成10(1998)年11月8日

佐野美術館 三島梅花藻の里 雷井戸

平成10年11月8日午後1時より4時まで日本グラウンドワークの高橋さんを始め
市民9名で秋晴れの快晴の中、梅花藻の里・雷井戸の草取りと梅花藻の間引きを行いました。
非常に天気も良く楽しく仕事が出来綺麗になりました。
次回は11/22日雷井戸の手摺り取り付けと花植え

梅花藻の里 梅花藻の手入れ、間引き、雷井戸作業完了の隣の露木さんの庭で採れた枝付ミカンで乾杯

水仙がもう咲いた?? 枝付取り立てミカン 藤の手入れ高橋さんと青木さん
秋の七草の手入れ 日本GW高橋さん 雷井戸草取り